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基礎体温は睡眠に影響する

 

基礎体温とは?

基礎体温は、睡眠の良し悪しに影響を与えます。

基礎体温とは、要するに基礎代謝が行なわれている睡眠中の体温のことです。
べつの表現をすれば、体を動かさず、適温のなかで安静にしている状態の体温。

最近は、低体温の女性が増えています
これはつまり、基礎体温が低いということ。36度に満たない人が増えているのです。そうなると免疫量が低下して、病気がちになります。がんへの抵抗力も弱くなります。

代謝も当然悪くなるので、脂肪が燃焼されず、蓄積されていく一方になります。
そのほか肌荒れや肩こり、月経不順、生理痛、頭痛、便秘の原因にもなります。

低い基礎体温と睡眠への影響

基礎体温が睡眠に影響を与えるのは、こういったさまざまな症状のなかの一つにすぎません。低体温になると、それ以上体温が下がらなくなるために深い眠りに入っていけなくなります。人は、眠り初めに約1度体温を急激に下げることによって、深いノンレム睡眠へと一気に入っていくのです。低体温の人は、その調節がうまくできないために、浅い眠りしか取れないことになります。

そうなると寝初めの3時間に本来現れるはずのノンレム睡眠が、かなり浅くなることに。成長ホルモンは、ノンレム睡眠時に現れますから、このホルモンの分泌量も低下することになります。低い基礎体温は睡眠を浅くするだけでなく、大事な成長ホルモンの量までも少なくするのです。

成長ホルモンの役割は、脂肪の燃焼や免疫力の増加、体の成長、肌の修復の四つです。そのため基礎体温が下がって睡眠が浅くなると、太りやすく病気がちになり、肌や髪の毛も荒れることになります。

低い基礎体温が睡眠に影響を与える理由を、別の角度から説明しましょう。
人は寝入るときに、約1度くらい一気に体温が下がるといいましたね。このとき手足から熱放散を行なうことによって、血液を冷やしています。そして冷えた血液を全身に流すために、深部体温が下がって寝付きやすい状態を整えるのです。

ところが基礎体温が低い人は、冷え性の人です。
つまり手足が冷えすぎているので眠れないのです。この場合は、寝る前にできるだけ手足を温めることが、効果的な睡眠対策となります。

冷え性の人は、寝起きがつらくなる

基礎体温は睡眠の初めに問題になるだけではなく、寝起きにも影響します。
どうしても朝起きられないという人がいます。これは低血圧ではなく、じつは低体温が原因なのです。朝、起きがけに口のなかに体温計を入れて計ってみましょう。

本来人は、朝の4時ごろが1日のなかで、もっとも体温が低くなります。
そして朝に向けて、だんだんと体温が上昇していくなかで覚醒にいたります。もちろん体内では、睡眠ホルモンであるメラトニンの分泌が減少し、ストレスホルモンであるコルチゾール(副腎皮質ホルモン)が増加するという変化もあります。体温は、こういったホルモン分泌の動きとセットになっているのです。

低体温の人は、朝の4時ごろから効果的に体温を上昇させることができません。
そのためメラトニンの分泌量が減らず、またコルチゾールが増えていかなくなります。そのために寝起きが辛い状態となるのです。

基礎体温が下がる原因と対策

基礎体温が下がって睡眠障害にまで発展する原因は、運動不足と冷房の当たりすぎにあります。夏に、つめたい飲み物をがぶ飲みすることも、体温低下の原因になります。とはいえ、やはり運動不足による筋肉量の低下が、低体温のもっとも大きな要因になります。

最近はインターネット上からでも、買い物ができるようになりました。
またデスクワークが多いと、どうしても体を動かさなくなり、筋肉が衰えてきます。そのうえオフィスの冷房が加わると、さらに体温を低下させることになり、夜の不眠の原因となるのです。

基礎体温の低下に対する睡眠対策は、やはり運動をして筋肉をつけることです。
そうすれば多少オフィスが寒くても、影響を最小限に抑えられます。自分の筋肉の発熱量が多いからです。とくに筋肉を鍛える時間がないという人は、一駅手前で降りてウォーキングをするようにしたり、電車のなかで爪先立ちになってみるなど、いろいろと工夫をするとよいでしょう。

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